中学部(中1~中3)

ジェイ中学部 指導の特長

ジェイ独自の先取りカリキュラムで新出事項を学んだら、
自分の問題意識で課題に取り組む「努力を楽しむ授業」を展開!

ジェイの中1生~中3生では到達度別少人数クラスによるクラス別カリキュラムで、第一志望校全員合格をめざします。また高校に入ってからも、ムリなく伸ばしていける学力を中学のうちに習得することを目標に、単なる「知識」ではなく、思考力・表現力・論理力を養成し、「真の学力」定着をめざす徹底指導を実践しています。

クラス編成

学校でトップクラスを維持できる実力練成クラス。
ハイレベルな問題にも積極的に取り組み、公立トップ高校突破後も余裕を持てる学力をめざします。
中学内容の重要単元を完全に定着させ、定期テスト・実力テストでの確実な得点力を養成。
応用力にも磨きをかけ、実力アップ、志望校のワンランクアップをめざします。


授業のポイント

【各科目】「ビジュアル機器」の導入で、授業内での意識共有を図る

ジェイの授業では「ビジュアル機器」を導入しています。ジェイの映像授業は、単純に全ての授業をVTRやアニメーションに換えるというものではなく、ジェイが重視してきた再現性のある板書授業は残したままで、授業の補助となる画像や動画をホワイトボードに映し、そこにマーカーで書き込みをするという形で行います。お子様の手元のテキストと同じものをホワイトボードに映すため、テキストの文章や挿絵、図解をみんなで一緒に見て考えながら、授業を進められるようになり、授業内での「意識共有」を助けます。英語の「教科書サブノート」や、国語の「文章問題」、社会の「地図」「グラフ」「資料」、数学・理科のジェイオリジナル『サブノート』、理科の「資料」「実験」などで順次導入していく予定です。

【数学】『システム数学』で論理力を重点養成

『システム数学』テキストは、多くの私立中高一貫校で使用されている「検定外教科書」です。各単元のスタートは、発問「~はどうなるでしょうか?」から始まり、基本概念の導入や定理・公式の証明なども丁寧かつしっかりと記載されています。ジェイでは、教科書のこの特性を最大限利用して、生徒が主体的に考えていく授業を行い、「思考力」を養っていきます。

【数学】ジェイオリジナルのルール「作法」をマスター。正しく解き進めるための必須事項を身につける

数学では、ジェイの講師陣が長年の経験から編み出した計算問題や証明問題などを解くときのルールを「作法」と名付け、を新しく取り入れます。例えば、途中式を見やすくして検算の時間を節約したり、思わぬミスの発生を防いでいきます。授業で使用するジェイオリジナル教材『サブノート』には新出単元を効率的に理解・定着させるための「基本の道具」(用語や基本概念など)、「基本の技」(公式の使い方や問題の切り口など)を用いておりました。2021年度からは「作法」の概念も掲載し、生徒一人ひとりの参考書としてスケールアップしています。

【英語】AI教材を活用して、自主学習を促進。リスニング・スピーキング練習に力を入れる

2021年度より、英語のリスニング・スピーキング力を養成する取り組みとしてAIを用いた教材アプリ『ELST®』を新たに導入し、1日あたり5分~10分程度で終わるELST®を用いた宿題を配信しています。中学生はネイティブが発音する学校教科書の本文・新出単語を聞き、実際に自分の口で発音していきます。生徒の発音はAIによって即座に採点され、「自分はどの音の発音が苦手なのか」が一目でわかるようになります。中3生の後半では、近年難化傾向にある入試のリスニング問題に対応する内容を訓練していきます。さらに、2022年度は新コンテンツである「リスニング5ステップトレーニング」なども用いて、より実戦的な英語の発音に挑戦します。実際の英語では“an apple”が[ən æpal]と発音されることはまれで、不定冠詞と名詞が合わさって[ənæpal]のように発音されます。その理論と実際を学んでいきましょう。

【国語】『論理エンジン』で読解力と具体的な答案・文章作成技術を学ぶ

主語・述語・文の関係・段落構成といった基本から、具体と抽象、イコール関係、対立関係、因果関係といった、概念や読解の解法の方法論につながる部分を学んでいき、筋道を立てて文章の要旨をつかんでいく読解方法を身につけていきます。要約問題や解答の作成手順はもちろん、作文のような文章作成技術も習得させ、高校入試や大学入試の良問を用いて、入試問題を読みこなすことができるよう指導していきます。

【理科】『系統的に学ぶ』シリーズで本物の思考トレーニング

『系統的に学ぶ』シリーズは、高校内容も含めた各単元の学習内容を、学年を縦断して体系的にまとめた「検定外教科書」です。指導要領にとらわれていないため、参考書には載っていないけれど、本来理解を深めるために必要な実験や観測データがしっかりと記載されていることがこのテキストの最大の特徴で、繰り返し読むことで基本概念や法則の理解が深いものになっていきます。ジェイでは、「系統的に学ぶ」シリーズのテキストを用いて、様々な現象を基本原理から分析していく思考トレーニングを中心に授業を進めていきます。

「学校内容」を完全マスター

公立高校入試では「内申」は入試当日の得点と同じ重さがあり、長期の学内テスト結果とも言えます。 ジェイでは達成度別クラス編成で、学習カリキュラムの深さをクラス毎に変化させています。お子様にぴったり合った内容を展開することで知的好奇心を刺激し、「学ぶ意欲」を高めることを重視した指導を行っています。また、学校内容を抱合した平常授業内容に加えて、定期考査対策で各中学校のテスト範囲に合わせた授業を展開し、スパイラルに復習することで、着実な実力アップを図ります。
※新しく入塾される方にも、その実力に応じて無理なく合流していただけます。

学習に対するモチベーションが最も高まる定期考査の機会を最大限に利用して、学習内容の完全定着を図り、次ステップに向けた「学力向上」を目指します。

テスト前には「定期考査対策講座」を実施。テスト範囲に合わせて徹底演習

定期考査前の約10日間、「定期考査対策講座」を実施します。対策期間中は「学習の計画と記録」に沿った平常授業はストップし、学校別またはクラス別の「対策講座時間割」で授業を行います。主要5科目についてテスト範囲に合わせて重要単元を中心に徹底的に復習し、副教科についてもサポートしています。対策前には、対策期間中の各教科の勉強方法を紹介した対策冊子もお渡ししています。


定期考査対策講座

テスト範囲に合わせた講義と演習で、より効率的に学習を進め、確実に得点できるように指導していくのは勿論として、各中学校の定期考査過去問題を精選し、まとめた『過去問題精選冊子』も用意しています。実際に出された過去問題に取り組むことで、定期考査の問題傾向を知り、高得点に結びつけます。

豊富なデータに基づき志望校合格へ導く指導

特色選抜・推薦入試は、一般入試より1ヶ月も早い入試でありながら、中3の3学期内容までの理解が要求される場合が多く、上位校ほど難度の高い入試です。ジェイでは、その特殊な受検の仕組みを生徒・保護者の皆様へお伝えするとともに、各高校の受検方法に対応すべく「模擬面接」「対策授業」「演習授業」を行います。また、中3生を対象に「志望校別特訓」を9月より開始。志望校群別クラス編成で節目節目にクラス替えを行い、希望校を志望校へ、志望校を受験校へ変えていきます。


その他のジェイの取り組み

「図書コーナー(ジェイ文庫)」で、いつでも読書に没頭できる環境を整えます

全校に「ジェイ図書室・図書コーナー(ジェイ文庫)」を設け、いつでも自由に読書ができる空間を作っています。科目の内容に留まらず、電気や事典、専門書など、ジェイ生の興味関心に可能な限り応えられるよう様々なジャンルの本を揃えていますので、ぜひ自由に読書を楽しんでください。


「自然体験」「農業体験」「理科実験」などを通じて、多様な『経験知』を増やします

ジェイでは2008年から「理科実験大会」「自然体験」「農業体験」を実施し、多くの小中学生にご参加いただいています。これからも生徒一人ひとりの興味関心に沿って、「とことんやってみる」「納得のいくまで味わってみる」「気が済むまで追究してみる」「とりあえず見てみる、聞いてみる、触ってみる、会ってみる、行ってみる、育ててみる、関わってみる等」の場を可能な限り提供していきます。あくまで主体・主役は生徒たち、講師・職員は、脇役・黒子に徹し、時には専門も招き、多様な経験の場を提供していきます。


一斉授業は「Web授業」も開講中。自宅からジェイの授業に参加可能




2024年度 指導内容[本科授業]

中学1年

計画的な時間配分と効率的な学習方法で、クラブとの両立を果たし、学年トップをめざす

数学 中1の1学期から2学期前半に学習する「正負の数」「文字式」「方程式」では、計算力をつけるとともに、それぞれ「数の拡張」「文字を用いて数量を表す」「数量関係を等式で表す」という数学の基礎となる概念を学習します。ジェイでは『システム数学』を用いて、これらの重要概念をしっかりと理解できるよう指導していきます。
英語 学校教科書内容に沿って、動詞の使い方を中心に文法内容(be動詞と一般動詞の区別、現在形と過去形の区別、助動詞の運用)の完全理解をめざします。また、英文が正しく正確に「書けるようになる」まで繰り返し学習し、英語学習の土台を作っていきます。スピーキング・リスニングの力は、AI教材『ELST®』を活用し、「読む・聞く・話す・書く」をバランスよく学習していきます。
国語 読解力とは、文章の論理の筋道を理解し、筆者の主張を正確に読み取る力のことです。『論理エンジン』のテキストを使用し、主語・述語・修飾・被修飾の関係の正確な理解、文と文との相互関係(文脈)の把握、そして文章全体の要旨把握ができる力を養成し、階的に読解力をつけていきます。
(隔週で実施します)
理科 生物分野では「進化」を軸に知識の関連づけを行い、体系的に理解できるようにします。化学・物理・地学分野では「水溶液」「力」「光とレンズ」「地震」などの単元を図やグラフを利用して解く方法を身につけます。
社会 小学校で身につけた基礎知識を前提に、地理では「対せき点」など地球上の位置の基礎的な概念をまず築き、そのうえで地域の地形・気候などの地学的要素と産業、文化など社会的要素の連関を確認しながら学習を進めていきます。歴史では地理的な基礎を前提に、世界史と日本史の連関を確認しながら各時代を丁寧に学びます。社会科の学習では、地図・年表・統計データ・史料などを読み取る力が欠かせません。授業では、結果の羅列ではなく、そこに至る筋道を系統立てて分かりやすく解説し、豊富な中1内容を無理なく身につけます。
(隔週で実施します)

中学1年 平常授業受講料


中学2年

入試で問われる内容を多く学ぶ最重要学年。
科目間バランスを整え、トップ高合格の軌道に乗る

数学 1学期に学習する「連立方程式」は、それまでの代数分野の総仕上げ。2学期には多様な表し方を相互に関連付けた考え方が必要な「一次関数」、また本格的な論理的思考が必要な「図形の証明」の学習が控えています。ジェイでは特にこの重要3単元について時間をかけ、『システム数学』を用いて理解を完璧にしていきます。
英語 中2はこの1年間で非常に多くの単語・文法単元を学んでいくことになります。その中でも、特に不定詞・動名詞・比較・受動態・接続詞など、入試問題を解いていく際に不可欠な重要文法項目をスパイラルに学習していきます。またAI教材『ELST®』を使いながらリスニング・スピーキング力も鍛えていきます。さらに、昨今の教科書の難化、読解問題の長文化に対応すべく、学校教科書を扱う授業回数を増加し、2学期以降は入試レベルの長文問題を読解する授業回を定期的に入れていきます。このように学校の定期考査や実力考査だけではなく、入試問題にも耐えられる本物の英語力を身につけていきます。
国語 中1で学んだ段落ごとのや文章の構造の理解を前提に、『論理エンジン』の次の段階へと進みます。様々なジャンルの文章を「論理の筋道をたどる」ことを主眼に読み解き、読解力を養成していきます。この読解力の蓄積が中2から増える古文の読解などでも大きな武器となります。自ら文を書く練習で漢字・語彙力を強化していきます。さらに中2に集中している国文法も加えた必須知識の獲得により総合的な国語力アップをめざします。
(隔週で実施します)
理科 「電流」「化学変化」「湿度」などの単元では、多様な計算問題やグラフの読み取りを習得する必要があります。公式の使い方の原則、グラフの読み取りのポイントなど、押さえるべき「ツボ」を理解することで、実際の問題の中でその方法論を使えるよう指導していきます。
社会 ジェイでは、「世界・日本の地理的な基礎知識の上に世界史・日本史の知識を構築する」をコンセプトに社会科の学習に取り組んでいます。中2では、まず世界のすべての州、日本のすべての地域についての自然的・人文的な知識の定着を徹底させ、その上に「世界史から日本史」の観点で、タテ・ヨコの関係に目を向けながら丁寧に学習します。また、高校入試に打ち勝つ力の養成はもちろん、テスト対策では豊富なデータに基づいて得点力のアップをめざし、ムリ・ムラのない学習に取り組みます。
(隔週で実施します)

中学2年 平常授業受講料


中学3年

誰もが努力する勝負の年。
着実に成果を積み上げ、公立難関高全員合格をめざす。

※スケジュール・実施内容は変更になる場合があります。


数学 10月までに中3内容の基本を習得し、それ以降は入試問題で実戦的に鍛え上げます。『システム数学』を用い、特に線分比、面積比や融合問題など入試で差のつく問題の考え方、解法を定着させます。また、2学期の志望校別特訓では入試問題等を用いた実戦的な指導を関数・図形分野を中心に行っていきます。
英語 難度の増した学校教科書に対応するために、学校内容の単語・文法・本文内容を先取り学習しています。ジェイでの授業・学校の授業・テスト対策と、同じ単元を3度繰り返し学習して定着を図ります。また、AI教材『ELST®』を活用してリスニング問題に対応するほか、実際の入試問題を収録した教材『Strategic Reading』を用い、文構造の理解を早い段階から深めていきます。
国語 「長文化」かつ「論理的読解力」が問われる入試問題に対応できる力を養成していきます。入試問題の設問の難度が上がっており、正確に要旨を把握することが求められています。そこで、1学期の間に『論理エンジン』を使って、「論理的解法」の手法を身に付けていくことを主眼とします。「選択肢の選び方」「抜き出し問題の解法」「記述式問題の解法」など、入試問題でよく問われる設問形式を段階的に学習していきます。また、入試必須の語彙や知識(文法・文学史・表現技法など)についても、繰り返し確認していきます。さらに、古典(古文、漢文・漢詩)の入試問題にも数多くあたり、総合的実践力を鍛えていきます。
理科 中3の全単元を2学期までに終了し、冬以降は入試準備を行います。「遺伝」「物質とイオン」「運動・仕事・エネルギー」「天体」と中3では、生物・化学・物理・地学の全分野で重要かつ難度の高い単元が連続します。冬期講習会、3学期直前特訓とスパイラルに学習することで、段階的に実力をつけていきます。また、多くの中学で3学期に学習する「天体」は、特に十分な時間をかけて確実に習得していきます。
理科特訓 1学期は、中1・2内容の基本の復習をします。夏期講習会で入試問題に接し、到達しなければならないレベルを知り、2学期からの志望校別特訓では、入試で差のつく問題を中心に解法トレーニング、3学期の直前必勝特訓では入試対策総仕上げを行います。1年間を通してスパイラスに何度も学習を行い、入試本番で高得点できるレベルまで実力を引き上げていきます。
社会特訓 公民では、「法の支配」「市場経済」など政治経済の基礎固めのほか、「自由貿易協定・経済連携協定」「ノーマライゼーション」「循環型社会」など世界経済・社会保障・地球環境などの諸問題の動向をふまえた豊富な内容にも取り組みます。地理・歴史では、地理学習の基礎の上に、日本史・世界史について地図・年表を駆使し、縦断的・横断的に解答できる総合力を伸ばします。さらに、冬期講習会から取り組む入試問題演習によって、統計・写真図版などの資料を読み取る力を養うとともに、記述問題にも対応できる実戦力を身につけます。
志望校別特訓 志望校合格へ向けての5科目総仕上げ特訓を、9月から実施します。
2023年度実施要領は、こちらをご参照ください。
2024年度実施要領は8月頃からのご案内となります。

中学3年 平常授業受講料




公開テスト(中1~中3)

受講までの流れ

TELでのお問合せ本部事務局0120-5519-18 (日・祝も受付)
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